スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「「超」怖い話 怪災」読了。

久田樹生さんの「超」怖い話 怪災を読みました。

 久田氏による単著版「超」怖い話の第四弾。
 今回も読後のずっしりとした重い「厭感」を感じる事となるのでしょうか。

○各話メモ
・天の檻
 「小糠雨」「濛雨」「黒雨」「連雨」「私雨」
 → 【テンノカミサマ】に嫌われた家系の話。

・蝶子さんのこと
 「写真のこと」「見たもののこと」「パワーストーンのこと」「蝶子さんが子供の頃のこと」
 → 「パワーストーンのこと」での友人の夢の話が何とも厭な感じ。

・制作の現場から
 「第九スタジオ」「マンション」「ヴォイス」「忙しいンだって、全く」「叶監督」
 → 制作現場関係者の様々な体験談。

・真下の恋
 「出会いはいつも突然」「ラッキーアイテムはケータイ!」「日課はぽっかんと忘れた」「変わることを恐れないで」「下っ腹に力を入れてゴー」「ベストフレンドがいいよね」
 → 結局、懲りない真下君でした。

・告白
 「告白 その一」~「告白 その二十」
 → 逃れられない災厄を背負ってしまった母子の告白。

 「天の檻」と「告白」は、その「家」に生まれてしまった為に降りかかる災厄で、逃れることが出来ないのでしょう。
 厭な話が大半を占めた本ですが、真下君のその後や今後のネタに期待出来そうな蝶子さんの登場等、久田版「超」怖い話には、今後も楽しみです。

 そういえば、黒木あるじさんの『震』は、真「超」怖い話では無かったようです。
 発売前のアマゾンでの書影では、確かにその表紙だったのですが、発売後にはすり替わっていました。
 色々とありそうですが、個人的には純粋に怖い話が読めれば良いので、憶測だけの詮索はどうかと思うところです。
 早速、『怪談実話 震』を読みます。

○最近読んだ本(又は作品)
・「超」怖い話 怪災(久田樹生)
  
スポンサーサイト

「今昔奇怪録」読了。

朱雀門出さんの今昔奇怪録を読みました。

 第16回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。
 
○作品メモ
・今昔奇怪録 → 所収されている作品が気になります。書き手として選ばれたのでしょうか。
・疱瘡婆 → 子を守るために取った親の行動とは。
・釈迦狂い → 二度と目覚めぬ悪夢の世界。
・きも → 終わらない……。
・狂覚(ポンドゥス・アニマエ) → 祟りの長さは。

 印象に残ったのは、「今昔奇怪録」「疱瘡婆」「釈迦狂い」。
 「狂覚(ポンドゥス・アニマエ)」は、なかなか難解な作品で、一読しただけでは理解できない部分があったので、また後日読み返す事とします。

○最近読んだ本(又は作品)
・今昔奇怪録(朱雀門出)
 

「厭魅の如き憑くもの」読了。

三津田信三さんの厭魅の如き憑くものを読みました。

 「刀城言耶」シリーズの文庫版第一弾。
 神々櫛村と言う舞台で起きた連続した事件に巻き込まれることとなった刀城言耶。
 谺呀治家と神櫛家という二つの旧家の複雑な人間関係。
 「カカシ様」「ナガボウズ」「厭魅」という、この土地で恐れられているモノ。
 時代設定も含めて雰囲気も良いです。
 ホラーとして読むか、ミステリーとして読むかで事件の真相が随分と違った見解が生まれるものと思います。
  
 この本は、読むのに随分と時間がかかりました。
 最初、特に人間関係なども考えずにだらだらと読んでいたが、途中で誰が、どの「サギリ」かが分からなくなり、その他の人物の関係もあやふやとなってしまったので、人物相関図をメモしながら最初から読み直す事となりました。
 ただ、結論から行くと、人間関係を把握しても真相にたどり着くとは限りません。
 楽しめた一冊です。

○最近読んだ本(又は作品)
・厭魅の如き憑くもの(三津田信三)
・永久保怪異談 パワースポット交幽録(永久保貴一)

○最近購入した本
・震 怪談実話(黒木あるじ)
・「超」怖い話 怪災(久田樹生)
・SPEC1 警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿(豊田美加ノベライズ)
・熱帯夜(曽根圭介)
・少女禁区(伴名練)
・バイロケーション(法条遥)
・豆腐小僧双六道中ふりだし 文庫版(京極夏彦)
・コミック怪 Vol.12
・テレビでは流せない芸能界の怖い話3


「いま、殺りにゆきます RE-DUX」読了。

平山夢明さんのいま、殺りにゆきます RE-DUXを読みました。

 平山夢明さんの恐怖実話集。
 この作品は、版元を変えながら、今回は光文社文庫より発売。
 シリーズ2作より自選した31話に、書き下ろし3作が収録されています。
 
 この本を通して、身近にある恐怖を覗いてみましょう。 
 
○特に印象に残った作品一口メモ
・しつけてるんです → 虐待という犯罪。
・セメントいきます → 壮絶な体験。相手は狂人か、それとも……。
・自作ビデオ → 酷い……。狂っています。
・竹藪 → 他の方はどうなってしまったのでしょうか……。
・蟲 → 気持ち悪い……。
・みっくちゅじゅうちゅ → 狂ってしまった愛情表現、いや愛情でなくそれは異常。 
・天使の羽 → 彼女がつけられた傷痕は……。
・レンタル家族 → 息子を失った夫婦の闇。
・だんだん少なくなっていく → 可哀想。

 『東京伝説』も含め、実話恐怖体験のシリーズはどれも厭な話が多いですね……。(本作は殆どが再読でしたが、厭な話は慣れることはありません)
 本書や類シリーズを読んでいると、ある程度は、自ら闇の世界へ近づかなければ「対岸の火事」という思いもありますが、「勝手なる一方的な想い」「無差別」「恋人同士」「仕事」等が絡む体験はどうも対応が難しいと思われます。
 「話が通じない」方々に会うことのないよう平和な日々を送りたいものです。

 また、真女神転生SJをチビチビと進めており、読書が遠のいています。
 最近DSの「超」怖い話 青の章は、放置状態です……。(新作が入っているはずなので、それを読むためには、ゲーム進めないと駄目なのですが……ボイスを切ればサクサク読めるのかな?)

 今月発売予定の黒木あるじさんの『震』を表紙で確認すると『真「超」怖い話 震』で平山夢明氏監修の黒丸ゴシックシリーズのようです。
 『真』の文字がなかなか意味深ですね……。
 同じく今月発売の、久田さんの『「超」怖い話 怪炎』と、どちらが『真』の「超」怖い話か楽しみです。

○最近読んだ本(又は作品)
 ・いま、殺りにゆきます RE-DUX(平山夢明)

○最近購入した本
 ・災厄娘inアーカム(新熊 昇、都築由浩)
 ・永久保怪異談 パワースポット交幽録(永久保貴一)
 ・怖い噂vol.7

「怪談倶楽部 幽魂」読了。

平谷美樹さんの怪談倶楽部 幽魂を読みました。

 怪談倶楽部は早くも3巻目。
 東北にある怪談倶楽部のメンバーが体験した封印されるべき怪談。
 もちろん高楼館ネタもあります。
 
○印象に残った作品一口メモ
 ・油絵 → その絵を描いた人は、何かの意図を持って描いたのか?
 ・そっくりね → 良い話。
 ・仮面の履歴 → 東南アジアの仮面。手元に置くのは危険かも。
 ・託された物 → 託されたのは物だけではなく……
 ・読んだんだけどさぁ → 危険な話。
 ・でぃあぼろす → まだ子供の「でぃあぼろす」だったからその程度ですんだのかも。
 ・賽銭箱の妖精 → 声の正体は……
 ・座敷童子三題 → 座敷童子にまつわる話は色々と。
 ・ダム湖 → お盆だからね……
 ・最後の切符 → 凄く気になる話。
 ・薬売り → そこに住んでいる人の今後が心配。
 ・猫の樹 → 不思議な話。
 ・トンネル → 電車内での奇妙な放送。そのトンネルは……
 ・落ちてきたモノ → 後味が悪い話。

 特に印象に残ったのは、「油絵」「仮面の履歴」「読んだんだけどさぁ」「最後の切符」「落ちてきたモノ」です。
 あとがきでは、「仮面の履歴」の後日談が……
 表紙も良い感じで怖いです。
 色々と気になる話も多く、このシリーズお勧めです。 

 今回の竹書房文庫の実話怪談集は「恐怖箱 鬼灯」「怪談倶楽部 幽魂」ともに、当たりといえる怪談本でした。
 竹書房さんには、今後も怪談ジャンキーを満足させる怪談集を継続的に出していただけると嬉しい限りです。

○最近読んだ本(又は作品)
 ・怪談倶楽部 幽魂(平谷美樹)

「恐怖箱 超-1コレクション 鬼灯」読了。

恐怖箱 超-1コレクション 鬼灯を読みました。

 最強実話怪談著者発掘大会「超-1」2010大会の傑作選。
 5年目を迎えた、この大会ではどんな傑作が生まれたのか?
 楽しみです。

○印象に残った作品一口メモ
 ・あかいはこ → 行った方が良いと思います。
 ・多発地帯 → だまされた……。
 ・おみくじ → 不思議な話。
 ・キャッチボール → ずっとそこにいたのかな?
 ・ひとりぼっちで → 未だに、そこに閉じこめられていると思うと……。
 ・止めた理由 → その老婆の正体は……。
 ・覗く → 結構、生活に支障があるかも。 
 ・妄執 → 何かの理由で生かされているのか?
 ・ヒトガタ → 願いは叶う。しかし代償は……。
 ・髪の毛 → 受からなかった生徒からのモノなのか?
 ・言い伝え → 金縛りは無理に解いてはいけないのかも……。
 ・米便り → 父を安心させる日が来ると良いけど。
 ・あつい、おもい → 肌に感じる、期待。
 ・転がるもの → 「コトリバコ」みたいなモノなのでしょうか?
 ・攻撃開始 → 生き霊だったのか? 今後が心配。
 ・真意 → 悪いモノに成り下がってしまったのか?
 ・こわれ屋 → 取り扱っているモノがモノだけに……。
 ・耳掃除 → 信じていた者に裏切られたとき……。
 ・老婆の約束 → 負の力の集合体が鬼の姿に?
 ・鬼を見た → 鬼憑きというのもあるようです。落とすことが出来なかったのでしょうか?

 上記の中でも特に印象に残ったのは、「あかいはこ」「多発地帯」「止めた理由」「ヒトガタ」「攻撃開始」「老婆の約束」「鬼を見た」です。
 公開されていた作品に触れたのは本書が初めてでしたが、やはりこの大会に送られている作品は、安定した内容の作品が多く非常に楽しく読めました。
 平山怪談のように、いきなり後頭部を「ガツン」とやられる作品は無いですが、本書に詰め込まれた作品は、選らばれた作品だけあって、質の高さを感じました。
 「超-1」2011大会に早くも期待します。

○最近読んだ本(又は作品)
 ・恐怖箱 超-1コレクション 鬼灯(加藤一編)

「東京伝説 墜ちた街の怖い話」読了。

平山夢明さんの東京伝説 墜ちた街の怖い話を読みました。

 久しぶりの平山氏による実話恐怖譚の新作。
 新聞にも載らない恐怖体験。
 この本が出ると言うことは、やはりこの国は平和では無いのでしょう。   
 相変わらず、どれも印象深く、自分はそんな目には遭いたくない話ばかりです。

○特に印象に残った作品一口メモ
 ・吐く女 → 気持ち悪い……。
 ・懇親会 → どの位の借金だったのでしょうか?
 ・復讐学旅行 → 忘れてしまうのが一番かも。
 ・雨の女 → 近寄ると……。
 ・山の自販機 → すぐ乾かない接着剤なのでしょうか? 逃れられない恐怖。
 ・夜の鍼 → それなりの覚悟が必要。
 ・カンナ → マンションの最上階は危険……。生き地獄。

 本書は、身近に感じられる話が多数あり、より恐怖を感じられました。
 この国は、どんどん悪い方向へと向かっているのでしょうか?
 出来れば、「東京伝説」で語られている話が「都市伝説」であってほしいですが……。
 近所にも、そろそろ何かをやらかしそうな人もいるので、その被害者とならないようにしなければ……。
 
 秋の怪談シーズンが始まります。
 今月は、「超」怖い話 怪炎(久田樹生)、震<フルエ>(黒木あるじ)。
 来月は、恐怖箱 地縛、怪談社2。   
 上記は竹書房文庫から出版される本ですが、その他にも、女たちの怪談百物語(東雅夫編)等、他の出版社からも色々と発売予定があるようです。
 とりあえず、これから「恐怖箱 鬼灯」「怪談倶楽部 幽魂」を続けて読むつもりです。

 そういえば、少し前に京極夏彦さんの「冥談」の朗読CDが当たり届いていたのですが、未だに開封すらしていません。早く聞きたいけど、貧乏性なので開封するのが勿体ないという気持ちもあり……。

○最近読んだ本(又は作品)
 ・東京伝説 墜ちた街の怖い話(平山夢明)

○最近購入した本
 ・怪の壺 あやしい古典文学(山ン本 眞樹編)
 ・恐怖箱 超-1コレクション 鬼灯(加藤一編)
 ・怪談倶楽部 幽魂(平谷美樹)
 ・ミミズからの伝言(田中啓文)

FC2カウンター

カレンダー
09 | 2010/10 | 11
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

kalu.r

Author:kalu.r
実話怪談等ホラーな本全般、サッカー、水曜どうでしょうなどを好みます。

ブログ内検索
リンク
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。