スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「怪談実話コンテスト傑作選 黒四」読了。

怪談実話コンテスト傑作選 黒四 を読みました。

 加門七海氏、木原浩勝氏、東雅夫氏、平山夢明氏、福澤徹三氏が選んだ実話怪談とは。
  
作品一口メモ
 ・黒四 → 仲間を思う気持ちは同じ。
 ・あなたのうしろにへびがいる → 家系にまつわる因縁。救ってくれたのは。
 ・真夜中のギター → 来てほしかったんだろうね。
 ・火葬場の煙 → 知らぬが仏、そうかもしれません。
 ・壁 → その土地には何かあるのでしょうか。
 ・ありえることとありえないこと → 白い何か、その正体は。
 ・ロンドンから東京へ 霊と私と、時々、犯罪者 → 一緒に憑いてきてしまったのか。
 ・タキシード → 結局、彼女に原因があったの?
 ・井戸のなか → なかなか想像力のある小学生です。
 ・細い腕 → うーん。
 ・赤い車に関する記憶 → 見るたびに変化する写真。そして記憶も。
 ・霊感三代 → 体質は遺伝する。
 ・スターハウス → よく分からなかった…。
 ・古家の守 → 家に原因があるのでしょうか。
 ・ささやき → もちろん書きますよね。
 ・しにますよ → 大丈夫でしょうか…。

 個人的には、「ささやき」「しにますよ」の黒木あるじさんがイチオシです。
 あとは、三輪チサさんと岡野皆人さん、戸神重明さんが、今後に期待できそうです。
 大賞を受賞した、三輪チサさんは、確かに文章も読みやすく良質な怪談ですが、収録された作品としては、怖さという面では物足りなさを感じてしまいました。
 次回のコンテストでは、「怖い」作品に大賞をあげてほしいですね。

 他の方の作品は、色々と詰めすぎて怪異の焦点がぼけていたり、それって気のせいでは…等、引っかかる点があったので、どうなんでしょうという印象がありました。
 このコンテストの方針としては、既存の怪談本の文体ではなく新たな個性的な表現で、のびしろのある作品を選んでいるようなので、良いネタがあったとしても予選で振り落とされている可能性があります。
 文章も大事ですが、実話怪談はどちらかというと、ネタが重要と思うので、一読者としての感想としては、「やっぱり、怖くないとね」と思ってしまいます。
 既存の怪談本の類似文体では、やはりマンネリ化してしまう危惧は確かにあるので、そういう意味では、新たな実話怪談のスタイルを模索する上では重要な試みなのでしょうね。
 次大会では、著者の方には取材を頑張っていただき、もの凄く怖い話が集まるよう期待しています。  

○最近読んだ本(又は作品)
 ・怪談実話コンテスト傑作選 黒四(加門七海他編)
 
スポンサーサイト

「「超」怖い話 怪福」読了。

久田樹生さんの「超」怖い話 怪福を読みました。

 現在、期待度ナンバー1(個人的にですが)の怪談作家である久田氏の新作。
 期待せずにはいられません。

作品一口メモ
【まえがき】
 ・銭魂 → 是非、見てみたい。
【機縁】 → (何とも厭な話)
 ・端緒 → 足音の正体は。
 ・行動 → 立て続けに起こる怪異。
 ・疑念 → 見てしまったもの。
 ・隔意 → 何かを仕掛けに。
 ・忌避 → 招こうとするもの。
 ・慚愧 → 発動される罠。
 ・結論 → 聞こえてくるあの足音。
【吃驚禍福】
 ・オーバー・ザ・レインボウ → 救いの光。
 ・二つの茶わん → 奥さんは何か知っているのかもね。
 ・アラザシ → 偶然ではないのかも。
 ・幸運のシャープペンシル → 力はいつか失われるのかもしれません。
 ・仏飯 → 家に仏壇がないからな…・
 ・まもり → 良い子ですね。
 ・姑側 → 救ってくれるのは。
 ・付き合う相手で その1 → 男には付いているものなのか?
 ・付き合う相手で その2 → 傷ついた彼を救ったものとは。
 ・にくづきにかなめ → 笑いがもれるほどの<あまり肉>ってどのくらいなんでしょうか?
 ・あーん、あーん → 気味の悪い話。
 ・疑心 → タヌキか、キツネか。
 ・まあちゃ → 彼女の正体は。
 ・驚いた → 効果があるようです。
 ・なんなんさー → 何だろうね?
 ・きれい好き → 罰が当たった。
 ・ダイエット その1 → 偶然なのか、それとも…。
 ・ダイエット その2 → 心当たりはないのでしょうかね。
 ・どうして → 何だったんでしょうか。
 ・どこまでも → 彼女を取り巻くもの達の正体とは。
 ・アンタッチャブル → 興味を持ってはいけない人達。
 ・メイク その1 → 本文にはかんけいあるか判らないですが。最後から三行目のの一番下のhの文字が気になります。何か意味があるのでしょうか。
 ・メイク その2 → 生霊か、それとも。
 ・スモーカーズ・フェイス → 写真嫌い?
 ・千野 → 部屋は自分好みが一番。しかし、彼女はある意味能力を持っていたのかもしれない。
 ・夢にまつわるエトセトラ → 夢とは言っても色々あるようです。
 ・コンサート → 一人で寝てたのですよね…。
 ・友人 → 寂しかったのだろう。
 ・憧憬 → 得体の知れない何かにまとわりつかれてしまった。
 ・ぼろぼろ → 誰の仕業。
 ・告白 → たまたま波長が合ってしまったのか。
 ・ピアッシング → また戻ってくる。
 ・ストラップ → 悪戯?怪我がたいしたことが無くて良かったけど。 
 ・恋愛相談 → 変な男には気をつけないと。
 ・結果報告 → 十分、大変なことになっていると思うけど。真下君…。
【四十六】 →(これまた凄い話です)
 ・六歳 → 家族が帰ってこなかったらどうなったのだろうか。
 ・八歳 → それは不幸を呼ぶのか。
 ・十四歳 → やはり不幸を…。
 ・二十二歳 → <よしや>とは…。
 ・二十六歳 → また聞こえてしまった。
 ・三十一歳 → 見つかった。
 ・三十八歳 → 届けられるものとは。
 ・四十二歳 → その言葉が意味するのは。本文とは関係ないがP207の六行目の最後にKの文字が、「メイク その1」にあった文字と何か関係があるのでしょうか?
 ・四十六歳 → そして、その言葉が遂に向けられる。   
【あとがきにかえて】 
 ・笑門来福 → 幸せな気分になれます。

 特に印象に残った作品は「機縁」「まもり」「姑側」「なんなんさー」「ぼろぼろ」「四十六」「笑門来福」です。
 題名からすると、良い話が多いのかと思うがそうでもなく、なかなか厭な話が多い印象でした。
 しかし、久田氏の取材・蒐集能力は凄いものがあると思います。
 これからも、注目の怪談作家です。 

○最近読んだ本(又は作品)
 ・「超」怖い話 怪福(久田樹生)

「首吊少女亭」読了。

北原尚彦さんの首吊少女亭を読みました。

 ヴィクトリアン・ホラーとはどんな感じなのでしょうか。
 では、その世界に浸かってみます。

印象に残った作品一口メモ
 ・下水道 → 神様の正体とは…。
 ・新人審査 → 望みは叶ったのか。
 ・人造令嬢 → 有名どころの話をミックス。
 ・貯金箱 → その代償は大きい。
 ・活人画 → 欲しかった理由は。
 ・遺棄船 → 迷惑な能力。
 ・愛読家倶楽部 → 本のためなら…。
 ・首吊少女亭 → 最高の酒を造るために必要な物。

 結構、面白い作品が多かったのですが、その中での個人的なイチオシ作品は、「貯金箱」でした。
 この作品集は、古典的名作ホラーを知れば知るほど、より楽しめると思われます。

 実際、この本は二週間ほど前には、読み終わっていたのですが、ウイルス系の胃腸炎(たぶん)に罹ってしまい、高熱やらに苦しめられ、やっと回復したと思ったら、頭痛に襲われたのち、扁桃腺がもの凄く腫れ、数日間、喉の痛みに悩まされ、現在は咳、鼻水と、何だかある意味フルコースを味わっていまい、何もやる気力が起こらない状態が続いておりました。
 やっと、体調も戻ってきたところで、「恐怖箱 怪福」「怪談実話コンテスト傑作選 黒四」等を続けて、読んでおります。
 これで、また、体調が悪くなったら、どれかの本の仕業としてしまいそうです。

○最近読んだ本(又は作品)
 ・首吊少女亭(北原尚彦)

○最近購入した本
 ・「超」怖い話 怪福(久田樹生)
 ・「怖い」が、好き!(加門七海)
 ・コミック怪vol.10
 ・怪談実話コンテスト傑作選 黒四(加門七海他編)
 ・厠の怪 便所怪談競作集(京極夏彦他著)
 ・山の霊異記 赤いヤッケの男(安曇潤平)
 ・怖い噂vol.5

○最近注文した本
 ・「超」怖い話ベストセレクション2 腐肉(平山夢明)
 ・衝撃!超常現象映画の世界(洋泉社MOOK)

「怪談倶楽部 怨恨」読了。

平谷美樹さんの怪談倶楽部 怨恨を読みました。

 怪談倶楽部シリーズ早くも第二弾の登場。
 本作は、もちろんあの「高楼館ネタ」があるようです。

作品一口メモ
 ・モーテル高原 → 開いている事があまり無い部屋…なのでしょうか。でも、そこにいるのは…。
 ・仏壇 → 間違って入っていたのか。
 ・ケンジロウの携帯か? → 奥さんの気持ちも分かるが…。
 ・スイカ畑 → まだ、育っていなかったのかもね。
 ・高楼館 タクシー → 守らなければならないルール。
 ・立入禁止の家 → 住んでいるものとは…。 
 ・夏合宿 → 失われた証拠。見てみたい気も。
 ・御利益 → 壷の中にいたものは。
 ・幽霊船 → 今もさまよっている。
 ・縫いぐるみ → 気持ちは分かるけど、他にも方法があったのでは…。
 ・高楼館 側溝 → 勤めていた人たちの想いが形となって。
 ・組木細工 → その後が気になる。
 ・別れの酒 → 心に残る話。 
 ・かまくら → 何かがいる。
 ・古着屋 → 折角の場所だったのに。
 ・大物 → 河童だよね…。
 ・クイズ番組の電話 → 子供の悪戯では無いようです。
 ・壷 → 不思議な一品。
 ・幽霊マンション → 何が住み憑いていたのか…。
 ・斎船 → 「維持することのできる時間」は確かにあるのかもしれません。
 ・廃校のキャンプ場にて → 肝試しには最適かも。
 ・同居人 → 「男」と「鳥」。その関係は…。 
 ・高楼館 パワーストーン → 男子高校生にとっては、幽霊であっても…。
 ・葬儀の花 → そうかもしれません。
 ・心霊写真 → 見守ってくれているのでしょう。
 ・糖尿病ダイエット → 小さな彼らは存在していたのか。

 特に印象に残った作品は、「高楼館タクシー」「立入禁止の家」「夏合宿」「御利益」「別れの酒」「クイズ番組の電話」「幽霊マンション」「斎船」「同居人」です。
 怖い話、心に残る話、何とも掴どころのない話等々、様々なバリエーションがあり、おすすめの一冊です。
 この「怪談倶楽部」は東北の方々の主となっているようですが、やはり「東北」には色々と不思議で怖い話が多く集まる土地なんでしょうか。
 今後もこのシリーズには期待できそうです。
 しかし、作品名について著者の平谷さんは「おんこん」と読ませたかったようですが、なぜか「えんこん」となってしまったようです。 

○最近読んだ本(又は作品)
 ・怪談倶楽部 怨恨(平谷美樹)

「「極」怖い話 甦怪」読了。

加藤一さんの「極」怖い話 甦怪を読みました。

 さて、今回の「極」怖い話にはどんな仕掛けが待っているのだろうか?

 ということで、今回は超-1 2007大会の作品で傑作選として書籍の形では日の目を見ることの無かった怪異譚。
 そこからすくい上げられた作品を加藤氏の手により磨き直されたもう一つの傑作選。

作品一口メモ
 ・鯉泥棒 → 土地が関係しているのか。
 ・渋滞 → 不思議な話。
 ・右から左へ → どっちだろうか…。 
 ・新居案内 → 元々住んでいたのかな。
 ・デート → 誰?
 ・くの字 → 怖い。
 ・土嚢袋 → 泣ける。
 ・温もり → その正体は。
 ・セクハラ → また、来ますよ。
 ・ドライヤー → 質が悪い。
 ・トライアングル → それは嫉妬もします。
 ・旅立ちの朝 → 見てみたい。
 ・蟻地獄 → 何を見たんだろう。
 ・杜の丘 → その後どうなったのだろうか。
 ・学校の池 → 校長との関わりは…。
 ・避難訓練 → サボったばかりに。
 ・んも → 同級生もしつこいって…違うか…。
 ・守備範囲 → 試しにつきあってみれば。
 ・効能 → おすすめ品。
 ・手形 → お祓いは必要。
 ・我が家 → 酷い会社だ。
 ・壁一面 → 行くのは、ためらわれます。
 ・干物 → 何ともすっきりしない話。
 ・粘着テープ → X-FILESのエピソード「スクイーズ」を思い出しました。真相はモルダー捜査官に…。
 ・ちどり足すくみ足 → そりゃ視界も悪そうですし、そうなっちゃいます。
 ・涼しい部屋 → オイオイ。
 ・右横 → 通り道。
 ・引っ越し荷物 → ダメですよね…やっぱり。
 ・あたしの → そんな物をプレゼントしては…。
 ・指輪 → 天井のチェックも忘れずに。
 ・あーあー → 呼吸法教えてもらおうかと思ったのに…。
 ・花に眼帯 → 不思議な話。
 ・モッテ → なかなか重い話。
 ・細腕 → 場所が場所だけに。
 ・幸薄いさん → 悪い人でも無さそうですが…。
 ・入り江 → そこにいた方々は一体。
 ・のんべ魂 → 幸せそうです。

 特に印象に残った作品は、「くの字」「土嚢袋」「手形」「我が家」「ちどり足すくみ足」「モッテ」「幸薄いさん」です。

 元の、作品をあえて読み返してはいませんが、新たな試みで読者を楽しませてくれます。
 確かにどの話も、このまま埋もらせるには勿体ない体験ばかりです。
 加藤氏も、まだまだ語り足りないようなので、次の機会を是非期待しています。
 過去の超-1作品にはまだまだ、磨けば光る原石が眠っているようです。

 竹書房のホラー文庫系では5月28日に「恐怖箱 怪夜」が発売されるようです。
 また、同日発売の「怪談社 死導」も気になるところです。
 もちろん、4月19発売の「「超」怖い話 怪福」と4月26日発売の「「超」怖い話ベストセレクション2 腐肉」も忘れてはいけません。

 最近は、送別会やら歓迎会が続くので、色んな意味で大変ですね。
 
○最近読んだ本(又は作品)
 ・「極」怖い話 甦怪(加藤一)

○最近注文した本
 ・「極」怖い話 甦怪(加藤一)
 ・怪談倶楽部 怨恨(平谷美樹)
 ・おやすみ、ロビン(大山尚利)
 ・S−Fマガジン 2010年5月号 →  特集のクトゥルー新世紀に惹かれました。

FC2カウンター

カレンダー
03 | 2010/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

kalu.r

Author:kalu.r
実話怪談等ホラーな本全般、サッカー、水曜どうでしょうなどを好みます。

ブログ内検索
リンク
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。