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「蘆江怪談集」読了。

平山蘆江さんの蘆江怪談集を読みました。

 昭和九年の初刊以来七十五年ぶりに復刊された幻の怪談集。

作品一口メモ
 ・お岩伊右衛門 → あっさり風味のアレンジ。
 ・空家さがし → 怪異の真相は…。悲劇です。
 ・怪談青眉毛 → 怪談と云うよりは…。
 ・二十六夜侍 → 不思議な話です。
 ・火焔つつじ → 生霊に狙われやすいのか…。
 ・鈴鹿峠の雨 → これに似たような体験があります。
 ・天井の怪 → 意外なオチでした。
 ・悪業地蔵 → 執念。この話は実話なんでしょうか?
 ・縛られ塚 → これも執念。
 ・うら二階 → こういう話も良いですね。
 ・投げ半丁 → 当人としてはなんともやり切れない気持ちでしょう…。怪談なのかは…微妙なところですが。
 ・大島怪談 → 現代にも通じる怪談ではないでしょうか。

 昭和初期に発売された本ですが、文体も含め読みやすかったですね。
 怪異だけではなく様々な人間模様も描かれた味わい深い一冊です。
 じっくりと読ませていただきました。 

○最近読んだ本(又は作品)
 ・蘆江怪談集(平山蘆江)

○最近注文した本
 ・うわさの人物(加門七海)
 ・巷説百物語4(日高建男)
 ・死相学探偵3 六蠱の躯(三津田信三)
 ・日本の妖怪の謎と不思議 増補改訂版
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「陰摩羅鬼の瑕」読了。

京極夏彦さんの陰摩羅鬼の瑕を読みました。

 嫁いだ花嫁の命を次々と奪っていく、呪われた由良家の住処である「鳥の城」。
 五度目の婚姻を目前に呼ばれた探偵榎木津と、なぜか付き添うことになってしまった不運の関口君、この悲劇を止めることが出来るのか、またその真相にどう迫るのか。
 いったい、この館で何が起こっているのか!

注目したキーワード
 「貴方にとって生きて居ることと云うのはどのような意味を持つのですか」
 「おお!そこに人殺しが居る!」
 「どうして人は死ぬのかと」
 あれは死んでいた。
 伯爵は何か勘違いをしている。
 犯人は現在二人の居る部屋に潜んでいると云うことになってしまう。
 「また妻を殺すのですね、あなた方は」
 「さあ。外の鳥のことは私には判りません。此処の鳥は死んだ振りなどしませんから」
 「この世には不思議なことなどなにもないのです」

 本作品は、すぐに犯人は判ります。
 ただ、何故そこに至ったのかを、お馴染みの関口君、元刑事の伊庭、由良伯爵のそれぞれの視点から少しずつ解明され、最後に京極堂の憑き物落としにより謎が解かれます。
 何ともやり切れない結末でした。
 関口君が少し元気になったようで安心。前回はもう…見ていられない状態でしたので。
 
 「生きて居ることの意味」と問われても、すぐに答えを導き出すのは難しいかもしれません。
 自分にとっての常識が世の中にとっては常識ではない。
 色々と考えさせられる一冊。

 久しぶりの京極堂シリーズでしたのでゆっくりと読ませていただきました。
 本編としてはあと一冊で追いつく事になりそうなので、また時期を開けて読むつもりです。    

○最近読んだ本(又は作品)
 ・陰摩羅鬼の瑕(京極夏彦)

○最近注文した本
 ・ラブ@メール(黒史郎)
 ・這いよれ!ニャル子さん4(逢空万太)

2010年3~4月発売予定。(主にホラー、怪談系)

3月から4月にかけて発売される個人的に気になるホラー・怪談系本を中心にチェックしてみました。
  
○気になる本【2010年 3月~4月】
 03/05 冥談(京極夏彦) → 購入済み。
 03/11 ラブ@メール(黒史郎) → 買う。
 03/15 這いよれ!ニャル子さん4(逢空万太) → 買う。
 03/19 うわさの人物(加門七海) → 文庫化。たぶん買う。
 03/? 「怖い」が好き! (加門七海) → 面白そうなら買う。 
 03/19 山田野理夫 東北怪談全集(山田野理夫) → 予約済み。
 03/25 巷説百物語4(日高建男) → 買う。
 03/25 死相学探偵3 六蠱の躯(三津田信三) → 買う。
 03/25 おやすみ、ロビン(大山尚利) → 評判が良さそうなら買うかも。
 03/25 災転(霞流一) → 評判が良さそうなら買うかも。
 03/29 怪談倶楽部 怨恨(平谷美樹) → 絶対に買う。
 03/31 「極」怖い話 甦怪(加藤一) → 絶対に買う。
 03/? 或るろくでなしの死(平山夢明) → ダイナーより前に予約済…。出るかな…。
 04/中 「超」怖い話 怪福(久田樹生) → 絶対買う。注目本です。
 04/22 コミック怪vol.10 → 買う。
 04/23 怪談実話コンテスト傑作選 黒四(「幽」編集部) → 絶対買う。
 04/23 厠の怪 便所怪談競作集(京極夏彦 平山夢明他) → 絶対買う。
 04/23 赤いヤッケの男(安曇潤平) → 文庫化。新作書き下ろしがあれば絶対買う。
 04/25 粘膜兄弟(飴村行) → 買う。
 04/25 出口なし(藤ダリオ) → 評判が良さそうなら買うかも。
 04/26 「超」怖い話ベストセレクション腐肉(平山夢明) → 絶対買う。今度こそ出るよね…。

怪談の季節じゃないのに、何だか沢山発売されるようです…。
まだ、他にもあるかもしれませんがとりあえず今回はこんな所で。
平山さんは修羅場なのでしょうね…無事発売されること祈っております。
DSの「超」怖い話 青の章が4月発売から夏発売に変更されたようですね。

お憑かれ気味?

 あー、なんか疲(憑)れています。

 「恐怖箱 怪痾」読了後から数日は特に決めた本を読むでもなく、数冊の方をつまみ読み(久しぶりに過去の実話怪談の名作を読み返そうと言う試み)していた中で、「日本怪奇幻想紀行 六之巻 奇っ怪建築見聞」所収の「三角屋敷」の話と、久田樹生さんの「「超」怖い話 怪歴」所収の「果報」を再読した夜に色々と…ありました。
 その日はなかなか寝付けなかったので、平山廬光さんの「廬光怪談集」を少し読み、何とかウトウトし始めたところで、久しぶりの金縛り、その後、何とか金縛りが解け、またウトウトとしていると天井にモヤモヤした物が見える…。
 急に恐ろしくなり、思わず大声を出すが、体が動かない…。
 その後の記憶は無く、いつの間にか寝ていた様ですが、その間も悪夢+魘され感が続き、朝を迎えてしまいました。
 流石に、その日はぐったりとしていました。
 
 たぶん、睡眠障害的な物で金縛りにあったのではと思っていますが、現れたモヤモヤも後から考えると夢だったのでは…という結論としています。
 「怪痾」に続き「三角屋敷」「果報」級のヤバイ話ばかりを立て続けに読んだ為に、精神的にかなりのダメージを追っていたようです。
 
 と、こんな目に遭いながらも、「三角屋敷」に関する書籍を引っぱり出そうとしたり、「果報」の後日譚の2話読み返すためにを不思議ナックルズを引っぱり出そうとしたりと懲りていないようです。
 でも「「弩」怖い話2 ~Home Sweet Home~」には手を着けませんでした…(流石にヤバイ気が)。 

 とりあえず、今は京極夏彦さんの「陰摩羅鬼の瑕」など数冊を平行読み中。   

○最近注文した本
 冥談(京極夏彦)

「恐怖箱 怪痾」読了。

雨宮淳司さんの恐怖箱 怪痾を読みました。

 現役看護師である雨宮淳司さんによる「怪医」「怪癒」に続く実録病院シリーズ三部作完結編!
 (今、本の裏表紙を見て気が付きましたが、えーーっ、完結編……だって!)

作品一口メモ
 ・蜘蛛女 → その生物?の正体とは…。
 ・火袋 → 不思議な話です。
 ・清水の舞台 → 折角のチャンスも気付くことが出来なければ…。
 ・俳縁 → こんな縁もあるんですね。
 ・雪持ち笹 → 何とも嫌な感じがする話。続くのか…。
 ・シュールストレミング → まだ、とりついているようです(笑)。
 ・井戸のあるアパート → 安い物件にはそれなりの理由が…。
 ・七人の禿 → 想像するとかなりおかしな光景ですね。
 ・すわす → この話も何処かで連鎖が続いているかも。
 ・集団肖像画 → 酷いよ、雨宮さん…。 

 特に印象に残った作品は、「雪持ち笹」「すわす」「集団肖像画」です。
 しかし、やっぱり今回の目玉は「集団肖像画」でしょう。
 まえがきで著者より、この作品を読んで何が起こったとしても「自己責任」をお願いされていますと書かれています。
 ヤバイ実話怪談を読めるなら、命が惜しくないという、末期的な怪談ジャンキー以外の方は、「すわす」まで読んで、この本を人目に入らない場所で保管した方が良いでしょう。

 ネタばれ気味になってしまいますが、(加藤氏の解説にも書かれています)、どうしても読みたいという方で、生年月日の年(西暦)の末尾が奇数年の方は読んでも大丈夫なのかもしれません。
 但し、偶数の方でどうしても読みたい方は、それなりの覚悟が必要となります。
 その時期が来てしまうことに怯えながら生きていく事となってしまうかもしれません…。

 ちなみに、私は奇数ですのでセーフです。(計算している時は、結構ドキドキしてしまいましたが…)
 偶数だったら、雨宮氏を呪っていたかもしれません(笑)。

 三部作完結編とあったが、次は新シリーズということで良いんですよね。
 待ってますよ!
 ただ、呪いを拡散するのは出来れば今回限りで…。

 今後の竹書房文庫の実話怪談は
 3/29 怪談倶楽部 怨恨(平谷美樹)
 3/31 「極」怖い話 甦怪(加藤一)
 4/26 「超」怖い話ベストセレクション 腐肉(平山夢明) → 延期したけど、発売されるようで良かった。
 といったラインナップです。
 『幽』の怪談系シリーズとあせて、楽しみですね。
  
○最近読んだ本(又は作品)
 ・恐怖箱 怪痾(雨宮淳司)

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