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「ラブ@メール」読了。

黒史郎さんのラブ@メールを読みました。

 七夕の日、新宿でカップル達が次々と互いを抱きしめ合い倒れていく。
 演習に向かう途中で、仲間達が突然様子がおかしくなり、事態を把握するため友人の元へ向かう自衛隊員。
 事態もわからずに安全な場所を求める妊婦と青年。
 「愛」を求めて異性を探し奪い合う、人だったもの達。
 人類を襲った、災厄の原因とは…。

 B級ホラー的なノリですが、そこに「愛」というテーマがミックスされています。
 災厄により助け合う者もいれば、自己欲に走る者もいたり、様々です。
 人にとって大切な一つの感情を奪われることに…。
 守るべき者を救う為にはある決断をしなければならない。
 人間はどこへ向かうべきか。
 なかなか切ない物語です。 

 そろそろ、黒さんのクトゥルー物に期待したい所です。

 さて、恐怖箱 怪路を入手したので、これから読むとしよう。 

○最近読んだ本(又は作品)
 ・ラブ@メール(黒史郎)

○最近購入した本
 ・江戸の都市伝説(志村有弘)
 ・恐怖箱 怪路(深澤夜)
 ・怪談社 実話怪談師の恐怖譚(伊計翼)

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「厠の怪 便所怪談競作集」読了。

厠の怪 便所怪談競作集を読みました。

 今は、怪異とは縁遠いトイレ(明るく、清潔)が多くなってきていますが、一昔前は、臭い・汚い・薄暗い、という場所でした。
 そんな時代を思い起こす便所の怪談を「怪談・ホラーの作家」の方々が競作されています。

作品一口メモ
 ・便所の神様 → 臭ってきます。
 ・きちがい便所 → 封印された便所。
 ・盆の厠 → トイレの窓から見たものは…。
 ・糜爛性の楽園 → 「極楽浄土」は便所にあり?
 ・トイレ文化博物館のさんざめく怪異 → 実際にありそうです。
 ・あーぶくたった → 童歌に隠された真実。
 ・隠処 → ”しかえし”が待っている。
 ・縁切り厠 → 流してしまいたいものはある。
 ・学校の便所の怪談、厠の乙女 → 便所における怪異のルーツが。

 特に印象に残ったのは、平山さんの「キチガイ便所」です。
 もう、吐き気を催すくらいの作品。
 しかし、どの作品もとても雰囲気が良かったです。
 京極さんの「便所の神様」は、本当に便所の汚さ、臭さをリアルに感じ取ることが出来、幼少の頃に行った祖父母の家の便所の妙に大きな穴と薄暗い明かりに怯えながら用を足していたのを思い出しました。
 帯をこすると便所の香りがするという、おまけ付きなら更なる臨場感があるかもしれません。

 竹書房から創刊されたサムケ(怪談コミック)の漫画部分は読み終えました。
 幽に掲載されていた作品も含まれていましたが、色々な漫画家さんの作品を読めてなかなか楽しめました。
 北野誠さんの実録レポ「おまえら行くな。」は、これから読みます。
 「おまえら行くな。」はDVDと「おまえら行くな。3 不死鳥編」も出るようなので楽しみです。
 新耳袋の方も劇場公開、DVD、ラムネの他、殴り込みシリーズの書籍、DVDと色々と展開がありそうです。
 新耳袋は、以前のように木原氏と中山氏の共著による復活を願いたいのですが…。 

○最近読んだ本(又は作品)
 ・厠の怪 便所怪談競作集(東雅夫編)

 

「冥談」読了。

京極夏彦さんの冥談を読みました。

 冥(くら)い。
 足元がおぼつかない世界が広がっているのでしょうか。
 そんな、生と死の狭間の世界へ踏み込んでみます。

印象に残った作品一口メモ
 ・庭のある家 → もう帰れない…。
 ・冬 → 三角の穴から覗くのは…。
 ・凮の橋 → そこへ行くには渡らなければ…。
 ・空き地のおんな → おんなの正体は…。 
 ・予感 → 何だか、怖い…。
 ・先輩の話 → ジーンときます。

 これぞ、正統派怪談ですね。
 特に気に入ったのは、「庭のある家」「冬」「凮の橋」です。
 「先輩の話」は怪談実話系3の時はあまり印象に残らなかったですが(どうしても、怪談実話系では実話怪談を求めてしまうので…)、この短編集の流れで読むと、この作品の良さが見えてきました。
 この本は、読めば読むほど怖くなると思います。
 そういえば、まだ幽談は積んでいたはず…、そろそろ手をつけようかな。
 
○最近読んだ本(又は作品)
 ・冥談(京極夏彦)

○最近購入した本
・憑依(井上雅彦監修)
・首無の如き祟るもの(三津田信三)
・サムケ 2010年 6/12号

「陰摩羅鬼の瑕」読了。

京極夏彦さんの陰摩羅鬼の瑕を読みました。

 嫁いだ花嫁の命を次々と奪っていく、呪われた由良家の住処である「鳥の城」。
 五度目の婚姻を目前に呼ばれた探偵榎木津と、なぜか付き添うことになってしまった不運の関口君、この悲劇を止めることが出来るのか、またその真相にどう迫るのか。
 いったい、この館で何が起こっているのか!

注目したキーワード
 「貴方にとって生きて居ることと云うのはどのような意味を持つのですか」
 「おお!そこに人殺しが居る!」
 「どうして人は死ぬのかと」
 あれは死んでいた。
 伯爵は何か勘違いをしている。
 犯人は現在二人の居る部屋に潜んでいると云うことになってしまう。
 「また妻を殺すのですね、あなた方は」
 「さあ。外の鳥のことは私には判りません。此処の鳥は死んだ振りなどしませんから」
 「この世には不思議なことなどなにもないのです」

 本作品は、すぐに犯人は判ります。
 ただ、何故そこに至ったのかを、お馴染みの関口君、元刑事の伊庭、由良伯爵のそれぞれの視点から少しずつ解明され、最後に京極堂の憑き物落としにより謎が解かれます。
 何ともやり切れない結末でした。
 関口君が少し元気になったようで安心。前回はもう…見ていられない状態でしたので。
 
 「生きて居ることの意味」と問われても、すぐに答えを導き出すのは難しいかもしれません。
 自分にとっての常識が世の中にとっては常識ではない。
 色々と考えさせられる一冊。

 久しぶりの京極堂シリーズでしたのでゆっくりと読ませていただきました。
 本編としてはあと一冊で追いつく事になりそうなので、また時期を開けて読むつもりです。    

○最近読んだ本(又は作品)
 ・陰摩羅鬼の瑕(京極夏彦)

○最近注文した本
 ・ラブ@メール(黒史郎)
 ・這いよれ!ニャル子さん4(逢空万太)

「恐怖之場所 死にます。」読了。

倉阪鬼一郎さんの恐怖之場所 死にます。を読みました。
 
 著者である倉阪氏が複数の方から提供された事故・事件物件に纏わる話をどう調理したのか。
 何処までが事実なのか…、でも知らない方が良い事実も世の中にはあるようです。  

作品一口メモ
 ・遮断機が上がったら → 憑かれてしまったのか…。
 ・死にます。 → この事件の元は新潮の本で読みましたね…。
 ・腐った赤い薔薇 → 気持ちが悪い話です。
 ・倒立する天使 → 何をやってもうまく行かない土地、その理由は…。
 ・灰色の浴槽 → 後味、悪すぎです。
 ・逆光の山の向こう → 神社の因縁が気になります。
 ・舌を出すタヌキ → これも事件としてあったのでしょうね…。

 うーん。こんな本を読んでしまうと、土地や家選びに慎重になってしまいますね。しかも不動産屋不審に(笑)。
 聞いたことのある話もあれば、初耳の話もあり、多少、過剰にアレンジされているようですが、怖い話として楽しめました。
 しかし、どの話も救いが無く、何ともやり切れない気分となりました。
 第2弾もあるかもしれませんが、本の中の倉阪氏はあんな事になってしまったので…どうなるのか。

 しかし、平山さんのベストはどうなっているのだろうか…。(楽しみの一冊だったのに) 
   
○最近読んだ本(又は作品)
 ・恐怖之場所 死にます。(倉阪鬼一郎)

○最近注文した本
 ・首吊少女亭(北原尚彦)
 ・怪談実話系3(『幽』編集部編)
 ・真女神転生STRANGE JOURNEY仲魔名鑑
 ・恐怖箱 怪痾(雨宮淳司)
 ・柳田國男集 幽冥談(柳田國男)

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実話怪談等ホラーな本全般、サッカー、水曜どうでしょうなどを好みます。

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